不登校の期間が少しでもあると、「勉強の遅れ」が頭から離れなくなりますよね。
通信制高校を調べ始めたものの、「今さら追いつけるの?」「入ってから困らない?」と不安が増えてしまう方も多いと思います。
特に中学生の場合、「中学内容が抜けたまま高校に進んで大丈夫なのか」は、親として一番気になるところです。
検索しても「大丈夫」という言葉ばかりで、逆に現実が見えなくなることもありますよね。
先にお伝えすると、通信制高校は勉強が遅れている子でも進める仕組みがあります。
ただし、どの学校でも同じようにフォローしてもらえるわけではありません。
この記事では、「通信制高校なら大丈夫」と言い切らず、どんな子なら取り戻しやすいのか/どこでつまずきやすいのかを、親の目線で整理していきます。
読み終わる頃には、「今、何を基準に考えればいいか」が見えてくるはずです。
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通信制高校は「勉強が遅れている子」でも本当に大丈夫?

ここ、いちばん気になりますよね。
「通信制高校なら何とかなる」と聞く一方で、本当にわが子に当てはまるのかは別の話です。まずは仕組みと前提を整理します。
通信制高校の学習ペースと全日制との違い
通信制高校の勉強は、全日制と同じように毎日決まった時間割で授業を受ける形ではありません。
このレポートは、教科書を見ながら取り組めるものが多く、授業スピードについていけない子でも進めやすい設計になっています。
「分からないまま次に進む」よりも、「立ち止まりながら進む」前提なんですよね。
ただし、自分で進める割合が高い分、学習ペースを完全に管理してもらえるわけではありません。全日制のように、黒板の前で先生が毎日引っ張ってくれる環境とは違うので、注意が必要です。
つまり、通信制高校は勉強が遅れていても始めやすいけれど、何もしなくても追いつく場所ではない
この前提を押さえておくことが大切です。
「遅れている」と感じやすい理由はどこにあるのか
不登校を経験すると、実際の学力以上に「かなり遅れているのでは」と感じやすくなります。
これは珍しいことではありません。
多くの場合、遅れの正体は「全部が分からない」ではなく、特定の単元や教科が抜けたままになっている状態です。
例えば、
- 数学の途中単元だけ理解できていない
- 英語の文法がつながっていない
- 理科・社会は暗記以前に触れていない
こうした「部分的な空白」があると、全体ができないように感じてしまいます。
親の立場だと、「何年分も遅れているのでは」と心配になりますよね。
でも実際は、戻るポイントが見えれば、取り戻しやすいケースも多いんです。
最初に知っておきたい、通信制高校の前提条件
ここで一度、現実的な線引きをしておくと、「通信制高校は万能ではない」ということです。
- 勉強を完全に学校任せにしたい
- 家では一切学習できない
- 声かけや伴走がないと動けない
こうした場合、通信制高校はしんどくなる可能性があります。
一方で、「分からないところからやり直したい」「人のペースより自分のペースが合っている」「少しずつでも前に進きたい」このような気持ちがある子には、通信制高校が「遅れを理由に切り捨てられない場所」になりやすいです。
大事なのは、「通信制高校だから大丈夫」ではなく、「どんな条件なら大丈夫なのか」を先に知ることなんですよね。

不登校期間があると、勉強はどれくらい遅れるのか

「うちの子、どれくらい遅れているんだろう」
ここは、数字ではっきりさせたいようで、実は一番分かりにくい部分かもしれません。感覚と現実を切り分けて見ていきます。
学力の遅れ=学年分ではないケースが多い理由
不登校が半年、1年と続くと、「丸ごと1学年分、勉強ができていない・・・」と考えがちです。
でも、実際の学力はそこまで単純ではありません。学校に行っていなくても、「小学校までの基礎が意外と残っている」「得意教科はそこまで落ちていない」「家庭で触れた内容が部分的に定着している」というようなケースは少なくありません。
逆に、毎日登校していても「分からないまま進んでいた単元」が積み重なっている子もいます。
つまり、不登校=一律で大きく遅れるわけではないんですよね。
親としては、「行っていなかった期間=空白」と考えてしまいがちですが、学力は線ではなく、点の集まりに近いものなんです。
まずは抜けている点を見つけることが、学習の遅れに対する大切なステップになります。
親が想像する遅れと、実際のギャップ
不登校の子を持つ親御さんは、例えば「中1からほぼ勉強していないので、全部ダメだと思います」と思っていることがあります。
でも、テストや簡単なチェックをすると、「ここは分かっている」「ここは少し説明すれば思い出す」そんな反応が返ってくることも多いんです。
不登校の期間は、学力以上に自己評価が下がりやすい時期でもあるため、「どうせ分からない」という気持ちが先に立つと、本来できるところまで見えなくることも。
だからこそ、「どれくらい遅れているか」を曖昧な不安のままにせず、教科ごとに現状を切り分けて見ることが大切なんです。
「分からないまま進んだ教科」が影響しやすいポイント
勉強の遅れがもっとも出やすいのは、積み上げ型の教科です。
特に中学生の場合、次の3つは影響が残りやすいです。
- 数学:途中の単元が抜けると、先が一気に分からなくなる
- 英語:文法のつながりが切れると、読む・書くが止まる
- 理科:基礎用語があいまいだと応用が難しい
一方で、社会や国語は「触れ直せば戻りやすい」教科でもあります。
この違いを知らずに、「全部やり直さなきゃ」と思うと、子どもも親も疲れてしまいます。
まずは影響が出やすい教科から様子を見る。それだけでも、見通しはかなり変わってきますよ。
通信制高校で勉強の遅れを取り戻しやすい子の特徴

ここは少しだけ、耳が痛く感じるかもしれません。
「うちの子は大丈夫かな」と立ち止まりながら読んでもらえたらと思います。
自分のペースで学ぶことが合っている子
通信制高校の勉強は、良くも悪くも「自分のペース」が基本です。
集団授業のスピードに合わせる必要がない分、理解できるところまで戻ることができます。
特に、
- 周りと比べると焦ってしまう
- 授業中に質問するのが苦手
- 一度つまずくと、その後が全部嫌になる
こうした傾向がある子は、通信制高校の環境が合いやすいです。
逆に、「誰かと一緒でないと進められない」「常に管理してもらいたい」場合は、サポートの薄い通信制高校だと負担が大きくなります。
学び直しを前向きに受け止められるかどうか
勉強の遅れを取り戻すには、「今の自分に合ったところからやる」ことが必要ですが、これが意外と本人にとって、一番のハードルになってしまうことも。
「みんなはもう高校の内容なのに」「中学からやり直すのが恥ずかしい」
こう感じる子も実は多いんです。
ここで大切なのは、完璧な前向きさではありません。嫌だけど、少しならやってみてもいい。その程度で十分なんです。
通信制高校は、年齢も背景も違う生徒が集まります。
「遅れている自分だけがおかしい」という空気になりにくい点は、親としても安心材料になります。
サポートを使うことに抵抗が少ない子
通信制高校には、個別の担任制や個別学習のサポートなどが充実していますが、使わなければ存在しないのと同じになってしまいます。
- 分からないと言えない
- 迷惑をかけたくないと思ってしまう
- 先生とのやり取りに緊張する
このように、うまくサポートを活用できないと、遅れをため込みやすくなりますが、逆に「聞いてもいいんだ」と思える子は、取り戻しが早い傾向があります。
これは性格だけでなく、学校側の仕組みや声かけにも左右されます。
学校毎に特色が違うので、気になる学校が見つかったら「質問しやすい雰囲気か」「声かけはあるか」など、サポートの確認することが、実はとても大事なんです。
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注意したい・通信制高校でも勉強がしんどくなるケース

通信制高校は合う子にとっては救いになりますが、選び方や状況次第では、しんどさが長引くこともあるからです。
レポート中心の学習が合わない場合
通信制高校の勉強は、授業よりもレポートが中心になりますが、この「レポート」が、思った以上に壁になる子もいるんです。
- 問題文を読むのが苦手
- どこから手をつけていいか分からない
- 書く作業に強いストレスを感じる
こうしたタイプの子は、レポートを前に手が止まりやすいことが多いです。
レポートは「教科書を見て答えるもの」が多いとはいえ、読んで、考えて、書くという工程は必要になります。
もし中学時代からワークや提出物がかなり負担だった場合、レポート中心の学習が合うかどうかは、事前に確認しておいた方が安心です。
中学内容の抜けが大きいまま進んだとき
通信制高校のカリキュラムは、高校の学習内容が前提です。
中学の基礎が大きく抜けたままだと、レポートの内容が理解できず、つまずきやすくなることがあります。
特に、数学の計算や方程式や英語の基本文法は、「何を書いているのか分からない」状態になりがちで、「通信制高校なのに難しい」と感じてしまう親子も多いのも事実なんです。
ただ通信制高校では1年生の最初の授業で、小中学校の振り返りから学習していくことも多いので、不安を感じる必要はありません。
通信制高校の見学や説明会に参加したときに、学習フォローについて確認しておきましょう。
「自由=放置」になってしまう学校選びの落とし穴
通信制高校は「自由」というイメージが強いですよね。
ただ、この自由がそのまま「放置」になってしまう学校もあります。
- 提出期限だけ知らされる
- 進捗の声かけがほぼない
- 困っていても気づかれにくい
こうした環境だと、勉強の遅れがある子ほど孤立しやすくなることも。
特に中学生上がりの年齢では、いきなり自己管理を求められる環境は負担が大きいです。
「自由=楽」ではありません。
遅れが心配な場合ほど、どこまで関わってもらえる学校なのかを冷静に見る必要があります。
勉強の遅れが心配な子に合う通信制高校の選び方

ここまで読んで、「結局、どこを見て選べばいいの?」となりますよね。
勉強の遅れがある場合、パンフレットの雰囲気よりも中身の設計が大事になります。
学び直し対応があるかを見るポイント
まず確認したいのは、中学内容に戻れる仕組みがあるかです。
通信制高校といっても、学び直しへの対応は学校ごとにかなり差があります。
例えば、
- 中学範囲の教材や動画が用意されているか
- 入学前後に学力チェックがあるか
- 「分からない前提」で説明してもらえるか
こうした点は、遅れがある子にとって大きな安心材料になります。
「個別に対応します」と書かれていても、実際には「質問があればどうぞ」というスタンスだけの学校もあります。
どこまで学校側が準備しているか。ここは、説明会や個別相談で具体的に聞いてみてください。
サポート体制(個別指導・質問環境)の違い
次に大事なのが、サポートの“質”と“距離感”です。
通信制高校には、さまざまなサポート形態があります。
- 常駐スタッフがいるか
- 個別指導や補習の時間があるか
- 質問できる方法(対面・オンライン・チャットなど)は何か
勉強の遅れが心配な場合、「困ったときにすぐ人につながれるか」が重要です。
また、親への共有もポイント。「最近提出が止まっています」「ここでつまずいています」と学校から声をかけてもらえるかどうかで、家庭の負担は大きく変わります。
入学前に確認しておきたい現実的なチェック項目
最後に、細かなサポートなどはパンフレットでは見えにくい部分です。
でも、ここを確認しておくと「思っていたのと違った」を防ぎやすくなるので、チェックしておきましょう。
- レポートの量と難易度(実物を見せてもらえるか)
- スクーリングの頻度と雰囲気
- 遅れが出たときの具体的なフォロー例
遠慮せず、「勉強が遅れている前提」で質問して大丈夫です。そして、そのときの学校側の反応も、相性を見極める材料になります。
「この質問、嫌がられないかな」と感じる学校より、「よくあるケースです」と自然に答えてくれる学校の方が、入学後も安心しやすいです。

まとめ|不安なまま決めなくていい。まずは情報を揃えよう

通信制高校は、「勉強が遅れている子には向かない場所」ではありません。
ただし、「どこでも同じように安心できる」と考えてしまうと、あとでしんどくなることがあります。
不登校の期間があっても、学力の遅れは一律ではなく、教科や単元ごとにばらつきがあります。
そして、その遅れをどう扱ってもらえるかは、学校ごとの差がとても大きいです。
大切なのは、
- 中学内容に戻れる仕組みがあるか
- 困ったときに人につながれるか
- 「遅れている前提」で話を聞いてもらえるか
この3点を、感覚ではなく具体的に確認することです。
もし今、「まだ決めきれない」「比べる基準が分からない」と感じているなら、無理に答えを出さなくても大丈夫です。
私なら、まず資料請求や個別相談で情報を揃えるところから始めます。
実際に話を聞くことで、「ここなら大丈夫そう」「ここは合わないかも」が、少しずつ見えてきます。
迷っている時間も、親としてちゃんと考えている証拠です。
一気に決めなくていいので、今できる一歩だけ踏み出してみてくださいね。
お子さんのエネルギーが回復すれば、驚くほどのスピードで学びを取り戻せるケースも多いです。
大切なのは、「今の」お子さんの状態に合った学びの環境を選んであげること。
全日制高校だけが選択肢ではありません。最近では、不登校サポートが手厚い通信制高校や、個性に合わせたフリースクールなど、多様な学びの場が増えています。
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