通信制高校への進学を検討している親御さんから、よく聞かれる質問があります。
「通信制高校には、修学旅行や文化祭などの学校行事はあるの?」
「不登校だったうちの子でも、みんなと楽しめるのかな?」
結論から言うと、息子が通った第一学院高等学校のキャンパスでは修学旅行はありませんでした。
この記事では、実際に不登校を経験した息子が通った第一学院高等学校の修学旅行やイベントについて、親の視点から詳しくお話ししたいと思います。
ゆうき通信制高校は、学校によって行事やイベントの有り無し、内容がまったく違っています。
まずは色々な学校の比較をして、子どもが興味を持つ行事やイベント、学校の特徴やサポートをチェックしてみてくださいね。
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第一学院高等学校に修学旅行はあるの?


第一学院高等学校は修学旅行がない
結論から言うと、第一学院高等学校には全日制高校のような「学年全体で参加する修学旅行」はありません。



宿泊するイベントだと、年1回の「スクーリング」があるよ。ただ、スクーリングは旅行ではなくて学習だから、観光したりする自由時間はないよ。
スクーリングは学校全体で決められていますが、それ以外の行事やイベントはキャンパス毎に企画されているものもあります。
もし気になる方は、第一学院高等学校の公式ホームページで、各キャンパスのブログをチェックしてみてください!



イベントは親の私から見ると楽しそうなものが多くて、自分が参加できるなら参加してみたいなと思いましたよ。
通信制高校は自分のペースで学べる反面、生徒の交流できる場が少ないというデメリットもあります。
行事やイベントは、そんなデメリットを補えて、高校生活の思い出を作る機会になっているんじゃないかな、と私は感じていました。
通信制高校の修学旅行は学校によって違う
通信制高校の修学旅行は、学校の教育方針やカリキュラムによって位置づけが異なります。
多くの通信制高校では、生徒の多様な学び方や背景を尊重するため、修学旅行を必須とはしていません。
修学旅行が「ある」通信制高校は、主に手厚いサポート体制や、生徒同士の交流を重視している学校です。
これらの学校では、宿泊行事をスクーリングの一環として実施したり、希望者が参加できる自由参加のイベントとして位置づけたりしています。
生徒は、友人や先生との交流を通じて、学校生活の思い出を作ったり、協調性を養ったりする機会を得られます。
生徒の交流促進: 普段会う機会が少ない生徒同士が、寝食を共にすることで人間関係を深め、学校への帰属意識を高めることができます。
非日常的な体験学習: 普段の座学では学べない、文化体験や自然体験を通じて、生徒の視野を広げることができます。
高校生活の思い出作り: 不登校などで青春時代を過ごせなかった生徒に、楽しい思い出を作る機会を提供します。
一方、修学旅行が「ない」通信制高校は、生徒の自主学習を第一に考えている学校や、費用負担を抑えたい生徒向けの学校です。
生徒が自分のペースで学習を進めることを最優先とし、余分な行事や費用を設けないことで、卒業へのハードルを低くしています。
個人の学習ペースを尊重: 毎日登校しない生徒もいるため、全員参加の行事を設けることが難しい場合があります。
経済的負担の軽減: 参加費用が生徒や保護者にとって大きな負担になることを避けるため、修学旅行を実施しない選択をしています。
生徒の多様なニーズへの配慮: 集団行動が苦手な生徒や、旅行に抵抗がある生徒もいるため、無理に参加を促すことはしません。


第一学院高等学校の行事やイベントの例


修学旅行がない代わりに、第一学院高等学校では多様な行事やイベントが開催されています。
息子が通学していた時のイベントなども織り交ぜながら、まとめてみました。
成長実感発表会
年に2回、全キャンパスで行われているのが「成果実感発表会」です。
自分たちでテーマを設定して、個人やグループで研究・調査を行い、その結果をプレゼンテーション資料として作成して、発表を行います。



息子のキャンパスでは、大きめなホールを借りて開催していたので、観客がいる中で舞台から発表するという機会は、貴重な経験だなと感じました。
私は仕事で見に行けない時もありましたが、動画配信をしてくれていたので休憩中に確認したり、あとで見返すことができたのはありがたかったです。
夢授業
その道のプロフェッショナルが講師として招かれて、講義をしてくれる授業があります。



これが様々な人が講師として登壇していて、親の私も興味深い授業がたくさんありました。
例えば、第一学院の先生が得意なことやハマっている趣味、企業などから講師を招待してのリアルな現場の話や体験授業が行われていました。
卒業した後の進路や将来の自分について考えられる、良い機会だなと思います。
季節ごとの行事
季節ごとに、様々な行事が行われていました。
- スポーツイベント
- ハロウィン
- 文化祭
- クリスマス
- バレンタイン など
遠足
息子が通っていたキャンパスでは、少し遠くの動物園から、ディズニー、USJなどへ行く遠足がありました。
基本は日帰りでしたが、修学旅行がない分、友達と楽しめるイベントになったなと思います。



ディズニーやUSJは交通手段も用意されていたので、親としては安心して送り出せました。
参加は自由な分、費用は積立があるわけではなく、実費で都度支払いました。
ここで出したもの以外でも、サークル活動や地域のイベント、ボランティアなど、たくさんの活動が行われています。
積極的に参加すればより高校生活を楽しむことができますが、絶対参加ではなかったので、全日制高校のように”行事は絶対参加”という強制性がないのはいいな、と感じました。
第一学院高等学校のイベントはキャンパスによって違う


都市部キャンパスと地方キャンパスの違い
第一学院高等学校のイベントは、それぞれのキャンパスが立地や生徒のニーズに合わせて独自に企画しています。
そのため、都市部のキャンパスと地方のキャンパスでは、イベント内容に違いがあります。
都市部のキャンパスでは、近隣のテーマパークや水族館での校外学習、プロの講師を招いた特別講座、有名大学のキャンパス見学など、アクセスの良さを活かしたイベントが豊富です。
一方、地方のキャンパスでは、地元の文化に触れる体験学習や、自然を生かしたアクティビティ、地域のイベントへの参加など、その土地ならではの企画が中心となっているようです。
イベント参加は自由?強制?
第一学院高等学校のイベントは、基本的に自由参加です。
集団行動が苦手なお子さんや、体調が不安定な時期があるお子さんでも、無理に参加を強制されることはないので安心です。
お子さんの興味や心の状態に合わせて、参加するかどうかを自分で決めることができます。
参加したくないイベントは無理に参加する必要がなく、参加したいイベントだけを選んで楽しむことができるのが、通信制高校の大きなメリットです。



僕は興味があるイベントだけ参加していて、夢授業はほとんど参加していなかったです。
第一学院高等学校は修学旅行がないけど行事やイベントが盛りだくさん!


第一学院高等学校は、修学旅行がありませんが、楽しい行事やイベントはたくさんあります。
不登校を経験したお子さんでも、安心して参加できる環境が整っているため、不安に思う必要はありません。
また、行事やイベントは、無理に強要されることもないので、苦手なお子さんでも安心して学校生活を送ることができます。
「通信制高校は高校生活が楽しめない」と思われている方も多いのですが、気軽に参加できるイベントもたくさんあって、逆に全日制高校より充実している感じもあります。
第一学院高等学校が気になっている方は、まずは資料請求や説明会に参加して、行事やイベントの様子を直接聞いてみるのがおすすめです。
ここまで、息子の体験談として第一学院について詳しくお伝えしてきました。
おかげさまで息子は充実した高校生活を送れましたが、これはあくまで「息子と第一学院の相性が良かった」からです。
もしかしたら、あなたのお子さんには、別の学校のサポート体制の方が合うかもしれません。
通信制高校選びで後悔しない一番のコツは、「先入観を捨てて、複数の学校をフラットに比較すること」です。
息子の学校を決める際も、最低でも3〜4校の資料を見比べました。
通信制高校は学校によって行事やイベントが違います。複数の学校を比較して、お子さんが「ここなら楽しそう!」と思えるような、素敵な学校を見つけてあげてくださいね。
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