「開志創造高等学校ってどんな学校？」「評判や学費が気になる…」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
開志創造高等学校は新潟県を拠点に、全国どこからでも学べる通信型学習を提供しています。
探究学習を中心に、起業・地域貢献・SDGs・ICTなど、「自分で考え行動する力」を育てるカリキュラムが注目されています。
この記事では、開志創造高等学校の評判・特徴・コース内容・学費情報をわかりやすくまとめました。
実際の口コミや卒業生の声も交えながら、向いている人・注意点・学費のリアルまで詳しく解説します。
ゆき第一学院高等学校に通った息子の体験談も紹介しています。
開志創造高等学校と他の通信制高校との違いも参考にしてみてくださいね。
開志創造高等学校の特徴と魅力５つ
開志創造高等学校は、「創造力を育て、未来を切り開く」ことをテーマにした通信制高校です。
学びの中心には“探究”があり、生徒が自ら課題を見つけ、考え、行動するプロセスを大切にしています。
ここでは、他校にはない５つの魅力を紹介します。
① 探究学習を中心としたカリキュラム
開志創造高校の最大の特徴は、「探究」学習がカリキュラムの軸になっていることです。
AI・環境・地域社会・デザインなど、興味のあるテーマを自分で選び、課題解決に取り組むほか、発表やディスカッションを通じて、論理的思考力・表現力・プレゼン力を育てる仕組みになっています。
「自分の“好き”を学びに変えられる」と、在校生からの評価も高く、将来の進学や職業選択にも直結します。
② ICTを活用した最先端のオンライン学習
通信制高校として、ICT教育の導入が非常に進んでいるのも魅力です。
タブレットやオンライン会議ツールを使い、全国どこからでも授業に参加可能。リアルタイム授業だけでなく、録画配信もあるため、自分のペースで学びを進められます。
また、Google Workspace for Educationを導入しており、レポート作成や共同学習もスムーズに行えるので、「オンラインでも温かみのあるサポートが受けられる」と評判です。
③ キャリア教育・起業支援が充実
開志創造高校では、高校生のうちから社会で実践できる力を育てることを重視しています。
地元企業や大学と連携し、インターンシップや地域課題解決プロジェクトを体験できるほか、起業アイデアを形にする「ビジネスプラン発表会」も開催されています。
進路ガイダンスや面談も定期的に行われ、大学進学・専門進学・就職・起業のいずれにも対応できる体制が整っています。
④ 生徒主体の学校行事・プロジェクトが豊富
通信制ながら、開志創造高校では学校行事やプロジェクト活動が活発です。
文化祭や探究発表会のほか、地域清掃や防災イベントなど、実社会と関わる活動も多数あり、「仲間と一緒に達成感を味わえる」「人と関わるのが楽しくなった」という生徒の声が目立ちます。
行事の多くが生徒主体で企画・運営されるため、リーダーシップや協働力を自然に養うことができます。
⑤ 丁寧なサポートと安心できる学習環境
担任制に加えて、学習コーチや心理的支援スタッフが常駐しており、メンタル面のサポートも充実していて、不登校経験がある生徒や、通学に不安を抱える生徒も安心して学べる環境が整っています。
通信制高校では珍しく、「学力サポート」と「心のサポート」を両立している点が高く評価されています。
オンライン・対面どちらでも相談が可能で、家庭と学校の連携もしっかりしています。
開志創造高等学校は、「自分らしく学びたい」「将来につながる学びをしたい」という生徒にぴったりの通信制高校です。
次に、実際にどんなコースや学費が用意されているのかを見ていきましょう。
開志創造高等学校の学費・コース比較
開志創造高等学校では、通信制の柔軟さを活かしながら、探究・表現・社会実践を重視した独自のカリキュラムを展開しています。
コース選択によって、通学頻度や学習内容が変わるため、自分のペースや目標に合わせた学びが可能です。
ここでは、学費・コース・スクーリング・奨学金制度の４つのポイントを詳しく紹介します。
① 学費
開志創造高校の基本学費は、就学支援金の適用有無によって大きく異なります。
家庭の所得状況に応じて、授業料の全額または一部が国から支給されるため、実質負担を大幅に軽減できます。
| 項目 | 金額（年間） | 備考 |
|---|---|---|
| 入学金 | 30,000円 | 入学時のみ |
| 授業料 | 297,000円 | 1単位あたり約12,000円（25単位想定） |
| システム利用料 | 10,000円 | 年間固定費 |
| 教科書費 | 約10,000円 | 別途必要 |
| 副教材・実習費 | 約30,000円 | 専攻により変動 |
| 合計 | 約357,000円／年 | 就学支援金支給時は実質10,000円～ |
🟢 就学支援金が最大額（297,000円）支給される場合、年間負担はシステム利用料の10,000円程度になります。
学費の安さと支援制度の手厚さが、多くの家庭から高く評価されています。
② コース
開志創造高等学校では、探究型学習を軸にした10の専攻コースを設置。
すべての専攻でレポート・オンライン授業・スクーリングを組み合わせ、通信制でも実践的なスキルを身につけられます。
| コース名 | 専攻受講料（税込） |
|---|---|
| 職業探求 | 0円 |
| 高校・大学連携 | １科目5,000円 |
| アニメ・マンガ | ベーシック:79,200円／年間 アドバンス:132,000円／年間 |
| eスポーツ | ベーシック:132,000円／年間 アドバンス:396,000円／年間 |
| アスリート | 44,000円／年間 |
| 海外留学 | 150,600円 |
| 医学科・難関大 | 80,000円～1,200,000円／年間 |
| アントレプレナー | ベーシック:11,000円／年間 アドバンス:396,000円／年間 |
| 情報デザイン | 28,000円／年間 |
| ダンス | ベーシック:66,000円／年間 プロダンス:396,000円／年間 |
オンラインと対面授業を組み合わせ、実践的なスキルを養える内容となっています。
③ スクーリング
スクーリングは、年数回の「レインボースクーリング」として実施されます。
場所は本校（新潟市）で、1回あたり2〜4日間の集中登校型。
授業や実習のほか、他地域の生徒との交流を目的としたアクティビティも行われます。
- 宿泊を伴うスクーリング費（交通費・宿泊費）は実費負担
- オンライン学習とのハイブリッド形式で、遠方からでも参加しやすい
「通信制でもリアルなつながりが持てる」「全国の仲間に会える」と評判の取り組みです。
④ 奨学金・支援制度
開志創造高校では、経済的な負担を軽減するための支援制度も充実しています。
- 高等学校等就学支援金制度（国の制度） 年収910万円未満の世帯を対象に、授業料が最大年額297,000円支給。 実質負担をほぼゼロに抑えられるケースもあります。
- 教育ローン・奨学金の利用可 日本政策金融公庫の教育ローンや地方自治体の奨学金制度の利用が可能です。
- 兄弟姉妹割引制度 同校に兄弟姉妹が在籍している場合、入学金の免除・減額制度あり。
開志創造高等学校の学費は、通信制高校の中でもコストパフォーマンスが高い水準です。
さらに、10の専攻を通して自分の興味を追求できる点が、多くの生徒に選ばれている理由です。
開志創造高等学校の学費は全国の通信制高校の中でも良心的ですが、 他の学校と比べると登校スタイルや専門コースの費用に違いがあります。
「別の学校の料金も見たい」「他の通信制高校も気になる」という方は、通信制高校の比較記事をチェックしてみてくださいね。
開志創造高等学校の入学方法と流れ４ステップ
開志創造高等学校では、通信制高校が初めての方でも安心できるよう、入学前から丁寧なサポート体制が整っています。
オンライン説明会や個別相談を通じて、自分に合った学習スタイルをじっくり選べるのが特徴です。
ここでは、出願から入学までの流れを４つのステップで解説します。
① 資料請求・説明会の予約
まずは公式サイトから資料請求または学校説明会の予約を行います。
パンフレットには、コース内容や専攻の詳細、スクーリングの日程、学費の仕組みなどが詳しく掲載されています。
また、オンライン・対面どちらの説明会にも対応しており、在校生の体験談を聞けるイベントも実施中です。
「探究学習ってどんなことをするの？」「オンラインでも先生に質問できる？」といった疑問も、ここでしっかり解消できます。
② 出願・面接・必要書類の準備
出願はWeb出願または郵送で行います。
必要書類は、出願書類一式（願書・調査書・写真など）を揃え、期日までに提出します。
出願後は、オンラインまたは対面での面接を実施。
面接では学力試験はなく、学習意欲や今後の目標を中心にヒアリングされます。
「どんな専攻に興味があるか」「将来どんな自分になりたいか」といった質問を通じて、先生が適性を見極めてくれます。
③ 合格後の入学手続き
合格通知が届いたら、指定期日までに入学金や初年度学費を納入します。
開志創造高校では、就学支援金制度の申請サポートも行っており、必要な書類や申請方法を職員が丁寧に説明してくれます。
また、希望者には専攻コースの事前ガイダンスが行われるため、入学前に不安を解消しながら準備を整えることが可能で、学費の分納や教育ローンの相談にも応じています。
④ 入学後のサポート体制
入学後は、担任・学習コーチ・カウンセラーの3名体制でサポートが行われます。
レポートの進め方や探究学習のテーマ設定なども、一人ひとりのペースに合わせてフォロー。
また、メンタル面や生活リズムに不安のある生徒にも、定期面談やチャットサポートを通して細やかに対応しています。
「通信制でも孤立しにくい」「何かあればすぐ相談できる」と、在校生・保護者の双方から高評価を得ています。
開志創造高等学校に向いている人の特徴
開志創造高等学校は、通信制の自由さと探究的な学びの深さを両立した学校です。
「自分のペースで学びたい」「将来の夢を見つけたい」「AIやITに興味がある」など、一人ひとりの“個性”を大切にした教育を行っています。
ここでは、開志創造高校が特におすすめできる生徒像を５つのタイプに分けて紹介します。
① 自分の興味を学びにつなげたい人
開志創造高校では、10種類の専攻から自分の関心分野を選び、“好き”を形にする学びができます。
AI・映像・デザイン・ビジネス・国際交流など、将来の進路に直結する分野が多く、「やりたいことを探しながら学びたい」「夢に向けて一歩を踏み出したい」という人に最適です。
② 探究型・プロジェクト型学習に興味がある人
授業は受け身ではなく、自分で考え、調べ、発表するスタイルが中心。
ディスカッションやチームワークを通じて、自主性や発想力を育てます。
「普通の勉強だけでは物足りない」「社会課題に挑戦したい」というタイプの生徒にも向いています。
③ オンライン学習で自分のペースを大切にしたい人
開志創造高校は、オンライン授業と対面授業を自由に組み合わせられるハイブリッド型。
体調や生活リズムに合わせて学習スタイルを選べるため、不登校経験がある生徒にも安心です。
ICTスキルを活かし、効率的に学びたい人にもおすすめ。
④ 将来の進学・就職を意識している人
探究学習を通じて得た経験は、大学進学の総合型選抜（旧AO入試）や推薦入試でも高く評価されます。
また、地元企業や大学との連携も強く、インターンシップや地域プロジェクトの機会も豊富。
「将来につながる高校生活を送りたい」「自分の強みを見つけたい」人にぴったりです。
⑤ 安心できるサポート環境で学びたい人
担任・学習コーチ・カウンセラーによる三位一体サポートがあるため、「通信制高校は一人で不安…」という人でも安心して通えます。
学習・生活・進路のすべてにおいて、人とのつながりを感じながら学べる通信制高校です。
開志創造高等学校は、勉強を“ただこなす”のではなく、自分の未来をデザインする高校です。
「学び直したい」「自分のペースで夢を見つけたい」そんな想いを持つ生徒に最適な環境が整っています。
開志創造高等学校を選ぶ前に知っておきたい注意点
開志創造高等学校は、探究学習や専攻制など独自の魅力がある一方で、通信制高校ならではの特徴や注意点も理解しておくことが大切です。
入学後に「想像と違った」とならないよう、以下の３つのポイントを確認しておきましょう。
① スクーリング（登校日）は完全オンラインではない
開志創造高校はオンライン授業が中心ですが、年数回の「レインボースクーリング」（新潟市での登校）があります。
このスクーリングには、交通費や宿泊費などの実費負担（約1〜2万円程度／回）が必要です。
そのため、「完全オンラインで通いたい」という人は、スクーリング日程と費用を事前に確認しておくと安心です。
② 専攻受講料は別途必要（年間12万円）
10の専攻のいずれかを選ぶ場合、年間12万円の専攻受講料が別途かかります。
就学支援金の対象は「授業料」のみのため、専攻料は自己負担となります。
ただし、この専攻では社会実践・探究活動・職業体験などの実践的な授業が含まれており、「高校のうちから専門スキルを身につけたい」人には価値の高い投資です。
③ 通信制ならではの“自己管理力”が求められる
オンライン学習が中心となるため、自分で時間を管理し、学習計画を立てる力が必要です。
レポート提出や動画授業の視聴も自分のペースで進められる一方、「つい後回しにしてしまう」「一人だと集中できない」というタイプの人は注意が必要です。
ただし、開志創造高校では担任や学習コーチが進捗を確認し、定期的に声かけや面談を行ってくれるため、サポート体制は非常に手厚いと評判です。
通信制の柔軟さと専門的な学びを両立したい人にとって、開志創造高等学校は非常に魅力的な選択肢です。
一方で、学び方に主体性が求められるため、「サポートを受けながら自分で成長したい人」に向いています。
通信制高校は、学校ごとに雰囲気もサポート体制も大きく違います。開志創造高等学校が気になる方も、まずは他の学校と比較してみるのがおすすめです。
まとめ｜開志創造高等学校は自由とサポートが両立した通信制高校
開志創造高等学校は、「好き」を学びに変え、自分の可能性を広げられる通信制高校です。
ICTを活用したオンライン学習と、実践的な専攻制の両立により、学ぶ場所も内容も自由に選べるのが魅力。
一方で、担任や学習コーチによる細やかなサポート体制が整っており、安心して高校生活を送ることができます。
開志創造高校は、「通信制＝ひとりで学ぶ」というイメージを覆す学校です。
生徒一人ひとりが探究を通して“自分らしい未来”を描ける環境が整っているので、進学・就職・海外留学など、どんな夢にも柔軟に対応してくれる学校といえるでしょう。
