「通信制高校に興味はあるけれど、どの学校に資料請求すればいいの?」「資料請求は何校くらい申し込めばいい?」
通信制高校を考えている親御さんにとっての第一歩は、各校への資料請求ではないでしょうか。
まず初めに学校を知るうえで、パンフレットや資料は欠かせない存在です。
とは言っても、通信制高校はたくさんあるし、どのくらい請求すればいいのか悩む方もいるかも知れませんが、この段階で適切な情報収集ができるかどうかは、後々の学校選びにも影響してくることは確かです。
この記事では、通信制高校の最適な資料請求やタイミング、届いた資料を効率よく比較する実践的な方法、そして多くの人が見落としがちな「費用やサポートの落とし穴」をまとめました。
今日から動ける実践ガイドとして、ぜひご活用ください!
通信制高校の資料請求は、「何校も請求するのは、正直面倒…」「住所入力の手間があるし、最初の一歩がなかなか踏み切れない」と感じていませんか?
ゆうき私も長男の学校選びでは、どの学校に絞るべきか分からず、初めの情報収集で立ち止まってしまいました。
でも大丈夫です。お子さまにぴったりの通信制高校を見つけるには、学費、サポート体制、通学日数など、複数の学校を手間なく比較することが最も大切です。
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資料請求の最適枚数とタイミング|今日から動く実践ガイド


資料請求は、単にパンフレットを集める作業ではありません。
比較軸を作るための重要な準備です。枚数とタイミングの目安を知り、効率的に最初のステップを踏み出しましょう。
何校に請求するのがベスト?目安は「5〜8校」
資料請求の数は、少なすぎず、多すぎない「5校から8校」がベストです。
- 少なすぎ(1〜3校)のリスク:
- 比較軸が偏り、「A校とB校が似ていて、結局どちらがいいか分からない」となりがちです。
- 「似たタイプ」の学校ばかりを請求してしまい、本来お子さんに合った別の選択肢を見落とす可能性があります。
- 多すぎ(10校以上)のリスク:
- 届いた資料を読む前に疲れてしまい、重要な情報が頭に入らなくなります。
- 情報過多で判断が鈍り、結局「後回し」にしてしまうケースが多いです。
まずは「とりあえず1校」ではなく、「まず5校まとめて」資料請求しましょう。
最初の一歩で横並びに比較できる環境を整えることが、比較の“軸”を持つための正解です。
タイミングはいつ?新入学と転入・編入で異なる動き出し
通信制高校の入学は柔軟ですが、余裕をもって動くための最適なタイミングがあります。
新入学(中学3年生)の場合
最適なタイミングは、中学3年生の春〜夏(5月〜8月)です。
通信制高校の新入学に関する動きは年々早まっていて、夏休み前からオープンキャンパスがスタートする学校も少なくありません。
まだ通信制高校に進学するとは決まっていなくても、可能性として選択肢に考えているなら、資料請求は早めにしておいて、情報を掴んでおくことが大切です。



出願も年内から始まる学校が多いので、通信制高校の場合は早め早めの行動を心掛けておくと、いざという時に安心できますよ。
転入・編入(高校在学・休学中の場合)
こちらは、思い立ったらすぐに動くのが鉄則です。
通信制高校の多くは、随時入学(転入・編入)が可能です。資
料請求後に個別相談を経て、出願、そして入学まで1か月以内で進むことも珍しくありません。
お子さんの状態が安定しているタイミングを逃さないよう、即座に資料請求を行いましょう。
効率的な比較のやり方|3軸で評価する比較表の作成


大量の資料が届いた後、一冊ずつ読むのは非効率的です。
届いた資料から必要な情報だけを抜き出し、同じ条件で横並びに並べる比較表を作成しましょう。
この比較表を作ることで、学校選びの基準が明確になり、親子での話し合いもスムーズに進みます。
比較で最も重要な「3つの軸」
資料を読む際に、この3軸の情報を必ず抜き出して評価してください。これらは、高校生活の満足度と継続性に直結する最も重要な要素です。
1. 通学負担(登校頻度と場所)
お子さんが不登校だった場合、体力や精神的な負荷を直接左右するのが「通学頻度」です。
- 週何回の通学が必要か?(週1回、週5日、月1回など)
- スクーリング(対面授業)はどこで行われるか?(最寄りのキャンパス、本校、集中合宿型など)
2. 学費の実質負担(支援金適用後の年間総額)
パンフレットに記載されている学費を鵜呑みにせず、国の支援制度を適用した後の金額で比較しましょう。
- 高等学校等就学支援金適用後の年間総額はいくらか?
- 学費以外にかかる追加費用(教材費、合宿費など)はいくらか?
スクーリングに必要な費用などは、キャンパス毎に違うことが多いので、注意しましょう。


3. サポート体制(面談頻度と在宅支援)
不登校経験がある場合、特に重要な要素です。
「手厚い」という言葉だけでなく、具体的な内容やサポート頻度を確認しましょう。
- カウンセラーなどのサポート有無
- 面談頻度(週1回、月1回、随時など)
- 在宅支援(オンライン面談・チャット)の有無と対応時間
- 保護者への対応(保護者面談の頻度や連絡の取りやすさ)


こちらの記事で、通信制高校の選び方やチェックリストを確認できます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
➡️ 失敗しない通信制高校の選び方【7つのチェックリスト】通学頻度・学費・サポート
多くの親が見落としがちな費用とサポートの「落とし穴」3点


資料請求や説明会で確認を怠ると、後々「こんなはずではなかった」と後悔することになる、見落としがちな3つのポイントを解説します。
1. 「学費」に含まれない追加費用
パンフレットの「学費」欄は、主に授業料や施設費です。
しかし、実際にかかる費用には以下のものが含まれていないことが多いので、気になる場合には学校へ問い合わせをしてみましょう。
- 教材費・施設費:タブレットやパソコンなどが必要な場合もあり、学校によっては高額になることがあります。
- 行事費・スクーリング旅費:特に合宿や遠方の本校スクーリングがある場合、旅費や宿泊費は学費とは別で請求される場合もあります。
- 専門コースの加算額:IT、美容、eスポーツ、進学特化などの専門コースを選ぶと、年間数十万円の特別指導料が上乗せされるため、必ず総額を確認しましょう。
これら以外にも、学校へ通うための交通費も必要です。遠方の場合は高額になるので、事前にチェックしておくと安心です。
2. 同じ学校でも異なる「キャンパス差」
通信制高校は全国にキャンパスを持っている学校も多いのですが、パンフレットは全体の一部を切り取ったもので、全校の良いところがメインで作成されています。
しかし、実際に通うことになるキャンパス(校舎)によって実態が違ったり、コースの有り無しなど、実態が大きく異なることもあります。
- 雰囲気の違い:生徒の層や、校舎の雰囲気(静か、賑やか)が違う。
- サポートの質:先生の人数や、面談のきめ細かさに違いがある。
- 行事・カリキュラム:そのキャンパス独自の行事や部活動、特別授業が実施されているか。
資料で好印象を持っても、必ず通う予定の校舎に足を運び、説明会や個別相談で実態を確認しましょう。
説明会やオープンキャンパスなどは、休日に行われることが多く、本来の学校や生徒の様子とは違います。可能であれば個別相談などで平日に学校へ行ってみると、生徒の様子や雰囲気が分かりやすいです。



私も個別相談やオープンキャンパスは土曜日に参加していました。でも実際に息子が入学して三者面談で平日の学校へ行くと、色々な生徒がたくさんいて、ちょっと思っていた雰囲気と違ったな、と感じました。
3. 「サポート充実」の具体的な頻度(面談・在宅支援)
多くの通信制高校が「サポート充実」を謳っていますが、その実態は学校によって大きな差があります。
- 精神的なサポート:カウンセラーや心理士などが学校に常駐しているのか、面談ができるのか。
- 学習サポート:学習やレポートの進捗状況やサポートが受けられるか。
- 在宅支援:通学できない時のオンライン授業や学習サポートがあるか。
これ以外に、保護者への報告有無、保護者自身へのサポートが受けられる学校もあります。
4. 説明会・個別相談の予約までの「最短ルート」


資料請求から入学検討までの流れを、スムーズに進めるためのステップをまとめました。
- 資料請求(5〜8校): まずは比較のためにまとめて請求。
- 比較表に転記・絞り込み: 届いたらすぐに通学・学費・サポートの3軸で評価し、3校程度に絞り込みます。ここで「通えるか」「払えるか」「続けられるか」の○×判定を明確にしましょう。
- 説明会・個別相談を予約: 絞り込んだ3校について、通う予定のキャンパスの個別相談を予約します。この際、上記の見落としがちな3点(追加費用、キャンパス実態、面談頻度)に関する質問リストを持参しましょう。
- 1週間以内に感想をメモ: 説明会や個別相談が終わったら、すぐに感想や印象をメモしてください。時間を置くと、校舎の雰囲気や先生の印象が薄れてしまい、比較検討の精度が落ちます。
この実践的なステップを進めることで、効率よく通信制高校のことを理解しながら学校選びを進められます。
通信制高校が初めての場合、どんな風に学校選びを始めたらいいか悩んでしまいますよね。
ただ、悩んでいる間にも、中学3年生の1年間はあっという間に過ぎてしまいます。
慌てて学校選びを始めないためにも、早めの資料請求で、お子さんにとって最良な通信制高校を見つけ出しましょう。
知りたい情報がきっと見つかる!
お子さまにぴったりの通信制高校を見つけるには、複数の学校を比較することが大切です。
学費、サポート体制、通学日数やキャンパスの雰囲気など、あなたの不安を解消するリアルな情報をまとめてチェックしましょう。
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