「通信制高校と全日制高校、結局何が違うんだろう…」
「うちの子にはどっちが合っているのか分からない」
そんな疑問を抱えて検索している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、通信制高校に通っているけど全日制高校も諦めきれなかった娘を持つ私が、それぞれの制度上の違いを整理していきます。
実際に通信制高校に通わせてわかった、メリットやデメリットもお伝えしていきます。
ゆき読み終える頃には、わが子に合う道が、きっと見えてくると思います。
- 通信制高校と全日制高校の制度的な違い
- 実際に通信制高校に通ってわかったメリット・デメリット
- どんな子が通信制高校に向いているか
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通信制高校と全日制高校の違い、結局どちらがいいのか


結論からお伝えすると、通信制高校と全日制高校のどちらが「絶対に良い」ということはありません。
大切なのは、制度の違いを理解した上で、お子さんの今の状態に合っているかどうかです。
「そんな当たり前のことが聞きたいんじゃない」——そう思われるかもしれませんが、これには理由があるんです。



登校日数や単位の取り方といった制度面の違いだけでなく、実際に通ってみて初めてわかる体験的な違いも関係しているからなんです。
なぜそう言えるのか?実際に通信制高校に通ったわが家の経験も交えながら、後ほど詳しくお伝えしますね。
まずは、両者の基本的な違いを制度面からざっくり整理しておきましょう。
制度面での違い(登校日数・単位の取り方)
通信制高校と全日制高校のもっとも大きな違いは、毎日登校する必要があるかどうかです。
登校日数
全日制高校は基本的に週5日の登校が前提で、出席日数が卒業要件に直結します。
一方、通信制高校はレポート提出とスクーリング(対面授業)、単位認定試験を組み合わせて単位を取得する仕組みのため、登校日数は学校によって週1日〜週5日まで幅があります。
単位の取り方
また、全日制の多くは「学年制」を採用しており、決められた授業に出席し進級していく形です。
対して通信制高校は「単位制」が中心で、3年間で必要な単位を計画的に取得していけば卒業できます。
学年という区切りにとらわれず、自分のペースで進められるのが特徴です。
結論だけ先に知りたい人のための比較表
「制度の違いを一つずつ読むのは大変…」という方のために、両者の違いを表にまとめました。
| 項目 | 通信制高校 | 全日制高校 |
|---|---|---|
| 登校日数 | 週1〜5日(学校による) | 週5日 |
| 学習の進め方 | レポート+スクーリング+単位認定試験 | 学年制の集団授業 |
| 出席のプレッシャー | 少なめ | 大きい(出席日数が進級に直結) |
| 学費等(目安) | 公立は数万円〜、私立は幅あり | 公立は数万円〜、私立は比較的高め |
| 学校生活 | 個別ペース中心 | 集団生活・行事中心 |



この比較表だけ見ると、「通信制高校の方が自由だし楽そう」と感じるかもしれません。
でも実際に子どもを通わせてみると、この「自由さ」がメリットにもデメリットにもなることが分かりました。
次から、その理由を具体的にお伝えしていきますね。
通信制と全日制・通ってみてわかった違いと進路を考えたときに調べたこと





「実際に通ってみないとわからない違いがある」
先ほどそうお伝えしたのですが、そこにたどり着くまでには、高校進学を決める前から比較検討があったんです。
「うちの子には何が合うんだろう」と手探りだった当時、わが家がどんな基準で情報を集めていたのかをお伝えします。
フリースクールも視野に入れて比較した基準
「学校に行けないなら、フリースクールという選択肢もあるのでは」——まだ不登校気味だった時期、進路の選択肢は通信制高校だけではありませんでした。



フリースクールを探したのには訳があって、わが家の子どもは全日制高校に行きたい思いが強かったからなんです。
フリースクールの大きなメリットは「出席日数が得られる可能性がある」ことです。
全日制高校への進学は中学校での出席日数が大きなウェイトを占めています。
だから「不登校気味でも出席日数が得られれば、全日制高校に通うこともできるんじゃないか」、そう考えていたんです。
学費・進学実績・サポート体制で調べたこと
通信制高校を選ぶと決めてからも、「じゃあどの学校にするか」という段階で、いくつかの軸を持って情報収集をしました。
- 学費
-
公立と私立で大きな差があり、私立の場合はコースやサポート体制によっても金額が変わってくるため、複数校の資料を取り寄せて比較しました。
- 進学実績
-
卒業後にどのような進路を選んでいる生徒が多いのか、大学進学のサポート体制があるのかを確認しました。
- サポート体制
-
スクーリングの頻度、担任のフォロー体制、悩みごとを相談できる窓口があるかどうかは、子どもが安心して通えるかどうかに直結すると考え、重点的に調べた部分です。



こうして調べた情報をもとに学校を決めて、実際に通い始めてからは、資料だけではわからなかったことも見えてきました。
次の見出しから、実際に通ってわかったメリットをお伝えしますね。
実際に通信制高校に通ってわかったメリット


「自由な分、きっと大変なこともあるんだろうな」——資料や制度の説明だけを読んでいた頃は、正直そう身構えていました。
しかし実際に3年間通わせてみると、想像していた以上にメリットとして感じられることがたくさんありました。
生活リズムを立て直せた実感
娘の場合、いきなり毎日通学するのが負担になってしまう状態だったんです。



でも通信制高校に進学して、自分のペースで通学日数を調整できることが、娘にとっても何よりの安心材料になったと感じています。
具体的には、こんな変化がありました。
- 週1回、週2回と、その時の状態に合わせて通学日数を選べた
- 「毎日通わなければならない」というプレッシャーがなくなった
- 出席日数を細かく気にする必要がなく、心理的な負担が軽くなった
無理に「毎日行かなきゃ」と自分を追い込まなくていい環境が、結果的に本人のペースを取り戻すきっかけになったように思います。
卒業までの進路選択で感じた自由度
通信制高校を卒業した息子を見て、勉強面でも通信制高校ならではの柔軟さを感じる場面がたくさんありました。
- 通学しなくてもオンライン授業を受けられる
- 動画視聴の形式なら、自分の都合の良い時間に学習を進められる
- 自分がやりたいことに集中したい時間帯は、そちらに充てられる
「決められた時間割に合わせる」のではなく、「自分の生活リズムに勉強を組み込む」という感覚に近く、これが本人にとって無理のない形で卒業まで学びを続けられた、大きな理由だったと感じています。



わが家の子どもたちにとって、通信制高校は良い面がたくさんありました。
でも、「決して良いことばかりではない」というのが本音です。
次の見出しでは、通っているからこそ気づいたデメリットについてお伝えしますね。
通信制高校に通っているからこそ気づいたデメリット・注意点


「自由に学べるっていいことばかり!」と思われがちですが、実際はそうとも言い切れません。
自由に学べることは大きなメリットですが、その裏側には「自由だからこそ大変なこと」もあるんです。
ここでは、実際に通信制高校に通って気づいた注意点をお伝えします。
自己管理の難しさとどう向き合ったか
通信制高校では、レポート提出が必須です。
ここで私が感じたのは、自分で計画的に進めていく力が求められるという点でした。
- 決まった時間割がない分、レポートの提出ペースは自分で管理する必要がある
- 保護者側にも学習の進捗状況が見えるようになっており、親のフォローが欠かせなかった
- 家にいる時間が増えると、勉強時間よりも自由時間に偏りがちになることもあった
「自由=放っておいても大丈夫」ではなく、むしろ最初のうちは親子で一緒に計画を立てるくらいの伴走が必要だと感じた部分です。



「自分のことは自分で」「自分でやらないと成長しない」
子どもが高校生にもなると、親が関わることはないと思いがちですが、実際は親がフォローが必要な場面が多くあることが分かりました。
孤独感や友人関係で気をつけたこと
もうひとつ、通信制高校に通っているからこそ実感したのが、友人関係のつくりにくさです。
- 通学の頻度が少ないと、その分友だちをつくる機会も限られる
- 全日制は同じ学年・同じ年代の子どもが集まるのに対し、通信制は年齢も背景もさまざまな子どもが集まる
- だから、気の合う友だちを見つけるまでに時間がかかることもあった
自由なペースで学べることは、裏を返せば「同じ環境を共有する仲間との接点が減る」ということでもあります。



学校に行っていも、その日に学校に来ている子、いない子がいるから、話すキッカケがなかなか作れなかったです。
ここは事前に知っておくと、心構えができる部分だと思います。
こうしたメリット・デメリットを踏まえると、「どんな子に通信制高校が向いているのか」が見えてきますよね。
次の見出しでは、その判断材料を整理していきます。
通信制高校が向いている子・全日制高校が向いている子


「結局、うちの子にはどっちが合うんだろう?」
通信制高校と全日制高校の違いやメリット・デメリットを踏まえると、どんなお子さんに、どちらの環境が合いやすいのかが少しずつ見えてきます。
あくまで一つの目安として、参考にしていただければと思います。
通信制高校に向いているタイプの特徴
- 毎日の通学や集団生活に、心身の負担を感じやすい子
- 自分のペースで学習を進めることに、抵抗を感じにくい子
- 特定の分野やスポーツなど、学業以外に打ち込みたいことがある子
- 出席日数へのプレッシャーが、かえってストレスになってしまう子ト
こうした特徴に当てはまる場合は、通信制高校の柔軟さが安心材料になりやすいと感じています。
ただし自己管理が必要な場面も多いため、最初は保護者のサポートがあると、より無理なく進められるかもしれません。
全日制高校の方が安心できるタイプの特徴
- 決まった時間割やルーティンがある方が、生活リズムを保ちやすい子
- 毎日同年代の友だちと顔を合わせる環境に、安心感を覚える子
- 部活動や学校行事など、集団での経験を重視したい子
- 自分ひとりで学習計画を立てるより、周りに合わせて進める方が向いている子
もちろん、これらはあくまで傾向であり、実際にはお子さん一人ひとりの状態によって変わってきます。
「今はどちらのタイプに近いか」を親子で話し合ってみることが、進路選びの第一歩になるはずです。
\ うちの子に合う学校、実際に見てみたい」と思ったら /
まとめ|それぞれの違いを理解した上で、わが子に合う学校を探すには


ここまで、通信制高校と全日制高校の制度的な違いから、実際に通わせてわかったメリット・デメリット、そして向き不向きの傾向についてお伝えしてきました。
通信制高校を選ぶときに大切にしたい視点
改めて振り返ると、進路選びで大切なのは「どちらが優れているか」ではなく、次のような視点だと感じています。
- お子さんが今、何に負担を感じているのか
- 学びのペースを自分で管理できそうか、サポートが必要そうか
- 集団生活と個別ペース、どちらが心理的な安心につながるか
制度の違いを知ることは大切な第一歩ですが、最終的な決め手になるのは、やはりお子さん自身の状態と、ご家庭で話し合った結果だと思います。
まずは資料を比較してみる
「うちの子には通信制が合っているかもしれない」と感じた方は、まず複数の学校の資料を比較してみることをおすすめします。
学校によってサポート体制やコースの内容は大きく異なるため、実際に資料を見比べることで、お子さんに合う環境がより具体的にイメージできるようになります。
また、すでに通信制高校に在籍していて「やっぱり全日制に戻りたい」と感じている場合は、転入、再入学という選択肢もあります。
ただし手続きや単位認定には注意が必要な点も多いため、あわせてこちらの記事も参考にしてみてください。
お子さんにとって一番大切なのは、無理なく学びを続けられる環境を見つけることです。
この記事が、その一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しく思います。
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