「スダチって、どうなんだろう。」
娘の不登校が長引いていた頃、私は何度もその言葉を検索しました。
3週間で再登校できるという実績を持つ支援サービスがある、と知って、正直かなり惹かれました。
でも結局、我が家ではスダチを使いませんでした。
ゆき私には不登校を経験した息子、娘の二人の子どもがいます。
この記事では主に娘のことを中心に書いていますが、息子のことも後半で少し触れています。
二人とも不登校という点は同じでも、状況はまったく違いました。
それが、スダチを選ぶかどうかの判断にも影響しています。
スダチを否定したいわけではありません。
ただ、「うちには合わなかった」という一つの体験談として、迷っている誰かの参考になれば嬉しいです。
- スダチを使わなかった具体的な理由(料金・子どもの状態・進路)
- 使わなかった後、通信制高校を選ぶまでの流れ
- スダチが向いている家庭・向いていない家庭の違い
スダチの「3週間で再登校できる」という言葉に揺れた私


スダチを知ったのは、娘が不登校気味になって半年を超えた頃のことでした。
毎晩不登校というキーワードで検索しながら、何か突破口がないかと探していた時期です。
不登校を休みがちになった頃にスダチの広告が目に入った
娘が学校に行けない日が増えてから、私は毎日のように「不登校 支援」「不登校 解決」と検索していました。
フリースクール、家庭教師、カウンセリング……。
いろんな選択肢を調べる中で、スダチの広告がふと目に止まったんです。
「平均3週間で再登校」
その言葉が、頭から離れませんでした。
不登校で悩んでいる親にとっては、「3週間」という具体的な数字は、期待と希望をもってしまう数字だったんです。
「実績がある支援」を探していた理由
不登校の支援って、ふんわりしたものが多いんです。
「見守りましょう」「焦らないで」「子どものペースで」——それはそうなんだけど、具体的にどうすればいいかわからないことが多いんです。



当時の私は、主にスクールカウンセラーに相談していたのですが、先が見えない状態でした。
その点スダチは、親へのサポートに特化していて、再登校という明確なゴールがある。
その「わかりやすさ」に、私は期待していたんだと思います。
料金を調べて、正直「高い…」と思った


スダチが気になって、すぐに調べてみました。
でも料金を見たとき、「これは無理かも・・・」と完全に諦めモードになりました。
スダチの料金体系と、私が感じた金額のハードル
スダチの料金は、月額制のサポートプログラムです(詳細は公式サイトでご確認ください)。
支援の内容やサポート期間によって変わりますが、決して安い金額ではありません。
娘が学校に通えなくなった時はすでにシングルマザーだった私には、正直かなり大きな出費です…
「払えなくはないけど、その後の生活に不安もある…」「スダチを使っても、学校に行けなかったらどうしよう」という不安がすぐに頭をよぎりました。
「高い=悪い」ではないとわかっていても踏み出せなかった
誤解してほしくないのですが、料金が高いことが「悪い」とは思っていません。
それだけの専門的なサポートが入るのだから、むしろ当然かもしれない。



でも私の場合、「もし効果が出なかったら」という怖さが先に立ってしまいました。
娘の状態がまだ不安定だったこともあって、「今すぐ動いて大丈夫なのか」という迷いが消えなかったんです。
高くてもその価値があると感じられるかどうかは、家庭の状況によって全然違いますよね。
私が踏み出せなかったのは、お金だけの問題ではなかったけれど、やっぱりそれも正直な理由の一つでした。
それでもスダチを使わないと決めた、私なりの理由


料金の不安は一番にあったけど、実際の娘の状態、進路のことなど、総合的に考えた結果、我が家の場合は「今は使うタイミングじゃない」という判断をしました。
でも正直、使わないことを後悔しないか、不安もありました。
子どもの状態と、スダチのアプローチが合わないと感じた
スダチのプログラムは、親が主体的に動きながら子どもの生活習慣や行動を変えていくアプローチです。
それ自体はとても理にかなっていると思います。
ただ、娘の場合は精神的な面での不登校でした。
学校に行きたいという気持ちはあるのに、朝になると涙が止まらなくて、強い不安に体が動かなくなってしまう。そういう状態でした。
「再登校」をゴールに据えてプログラムを進めることが、娘にとって余計なプレッシャーになるのではないか、と感じたんです。
無理をさせてはいけない、という直感が強くあって、それが決断に大きく影響しました。
スダチの公式サイトでも、「スダチで解決が難しいケース」が示されています。
・学校で激しいいじめがある
・お子さんに重度の精神疾患がある
娘は当てはまっていなかったのですが、精神面での不安は難しいのでは?と感じました。
親主導で動くことへの不安と迷い



もう一つ、私自身のことも正直に書きたいと思います。
スダチのプログラムは、親がサポートを受けながら主体的に行動していくものです。
それはとても前向きなことだと思う。
でも当時の私は、シングルマザーとして仕事をしながら、娘の状態に毎日揺さぶられていて、自分自身もかなりギリギリでした。
もしスダチに申し込んでも、「きちんとやり遂げられるか」という自信が持てなかったことも理由のひとつでした。
「今じゃないかもしれない」と思った瞬間
不登校になり、スダチも含めてフリースクール、塾などを調べていく中で、娘が少しずつ通信制高校という選択肢に興味を持ち始めました。



全日制高校に進学したかったけど、無理して頑張るよりも「自分のペースで通える」通信制高校のほうが安心できるかもって思いました。



何とか全日制高校を目指す方法を模索していましたが、娘の気持ちを尊重しようと、切り替えました。
今の娘には、学校に行くことは相当頑張る必要がある。
でも頑張れなくなったら、今よりももっと辛くなるかもしれない。そう思うと、我が家の場合はスダチではなく、通信制高校を選ぶほうが向いている、そう思ったんです。
後から振り返れば、息子が不登校だったケースは娘とは少し事情が違いました。
息子の不登校については別の記事で詳しく書いています。
スダチを利用していたら、もしかしたら学校に復帰できたかもしれない、と思うことがない訳でもありません。
もしスダチを選択肢のひとつにしたいと考えているなら、まずは無料相談で不安をなくしておくことをおすすめします。
スダチを使わなかった私たちの、その後


スダチを使わない選択をしてから、私たちは通信制高校という道を歩み始めました。それは決して「諦め」ではなく、娘に合った環境を選んだ結果です。
通信制高校という選択肢に出会うまで
スダチを検討しながらも踏み切れないでいた頃、並行してフリースクール、学習塾、全日制高校の資料集めから、通信制高校の資料請求や説明会にも参加していました。
最初は「中学校に戻れなかった場合の保険」くらいに考えていたのが正直なところです。
娘も初めのうちは、通信制高校に興味を示さなかったのですが、勉強だけでなくて、自分のやりたいことを学べるコースがある通信制高校に魅力を感じたようでした。
通信制高校はどうしても「学校に行けなかった子が行くところ」というイメージが強いです。
でも、リアルな様子を子どもの目で見ることで、多様な学び方が選べる学校ということに娘本人が気づいたようでした。
通信制を選んでみて、実際どうだったか
娘は通信制高校を選び、現在も在学中です。
イラストが好きな娘は選択コースも選んでいて、自分のペースで学べる環境とやりたいことが出来ることに、少しずつ自分らしさを取り戻しています。



まだ途中ではあるけれど、この道を選んで良かったと思っています。
でも正直、今でも不安が無いわけではありませんが、それはどの家庭も同じですね。
ちなみに息子の場合、不登校から第一学院高等学校に進学して、今は大学生です。
兄妹で同じ不登校だったけど、それぞれ状況は違いました。
でも、それぞれに合った道があったんだな、と今は感じています。
私が思う、スダチが向いている家庭・向いていない家庭


自分の経験を経て、スダチが効果的なケースとそうでないケースがある、と感じるようになりました。
どちらが正しいではなく、子どもの状態と家庭の状況次第だと思っています。
こんな状況ならスダチを試してみる価値があると思う
スダチのアプローチは、生活習慣の立て直しや、親子間のコミュニケーション改善を軸にしています。
そのため、体調や精神的な問題よりも「学校に行く習慣が崩れた」「ゲームや夜更かしで昼夜逆転している」といった状態の子どもには、効果が出やすいと思います。
また、親が積極的にサポートに関われる環境があること、そして「再登校」という明確なゴールを親子で共有できていることも、大切な条件だと感じます。
我が家のように「使わない」という選択を選ぶ場合
スダチでは、解決が難しいケースが明確にされています。
これらに当てはまる場合は、スダチを利用しても再登校を目指すことが難しい可能性もあります。
精神的な不安やトラウマが背景にある場合、あるいは子ども自身が「学校に戻ること」より「別の道を歩むこと」に意欲を持っている場合は、スダチよりも別のサポートを検討した方がいいかもしれません。
使わないという選択も、間違っていません。
大事なのは「うちの子に何が合うか」を考え続けることだと、私は今でも思っています。
迷っているなら無料相談だけでも受けてみてほしい


スダチを使わなかった私が言うのも変かもしれないけど、迷っているなら相談だけはしてみてほしいと思っています。
相談したからと言って契約することとは、イコールではないから安心してください。
相談=契約ではない、情報収集として使ってみる
スダチには無料相談(オンライン面談)があります。
私は相談までは利用しなかったのですが、無料相談した方の口コミでは参考になる情報も得られています。
無料相談を受けたからといって、必ず契約しなければいけないわけではありません。
話を聞いて、「やっぱり違うかも」と思ったなら、それはそれで判断材料になります。
動けない時期に「話を聞いてもらう」だけで変わること
不登校の渦中にいると、誰かに話を聞いてもらうこと自体が難しくなります。



友人には言えない、親には心配させたくない——そういう孤独な時期を私も経験しました。
専門家に話を聞いてもらうだけで、少し気持ちが楽になることがあります。
「うちの子の状態、どう思いますか」と率直に聞いてみるだけでも、前に進む力になることがあります。
無料相談に申し込んだからといって契約を迫られることはありません。まず話してみることが、後悔しない一歩になると思います。
スダチを検討したけど使わなかった話|まとめ


スダチは、不登校支援の中でも実績がある信頼できるサービスです。
ただ、どんな支援も「誰にでも合う」わけではありません。
私が使わなかったのは、娘の精神的な不安定さ、通信制高校という別の道への気づき、そして経済的な現実があったからです。
でも、もし迷っているなら、まず話を聞いてみること。それが最初の一歩になると思います。
もし今スダチが気になっているなら、まず無料相談だけ受けてみてください。
話を聞くだけでも、判断材料になります。

