「通信制高校に行きたい」——ある日突然、子どもからそう告げられて、頭が真っ白になった方もいるのではないでしょうか。
「甘えなんじゃないか…」
「もっと頑張らせるべきなんじゃないか」
そんな考えが一瞬よぎって、自己嫌悪を感じてしまうこともあるかもしれません。
ゆきわが家は、不登校から通信制高校への進学を経験しました。
通信制高校に進学したいと言われた時の脱力感と安心感は、今でも忘れません。
この記事では、子どもから「通信制高校に行きたい」と言われた時に私が感じたこと、親としてどう向き合っていけばいいのか、そして後悔しないための考え方についてまとめました。
- 子どもに「通信制高校に行きたい」と言われたとき、まず考えたいこと
- 子どもが通信制高校を希望する背景と、親が抱きやすい不安の正体
- 実際に言われたときの気持ちと、どう向き合ったか
- 後悔しないための判断材料
\ 先に学校を比較してみたい方はこちら /
子どもに「通信制高校に行きたい」と言われたらどうする?


結論からお伝えすると、まずやるべきなのは「反対するか、賛成するか」を急いで決めることではありません。



まずは、「なぜ子どもがそう思うに至ったのか」を聞いてみることです。
そんなの当たり前、と思われるかもしれませんが、子どもが通信制高校を選んだ背景はさまざま。
だからまずは慌てず、否定せず、子どもの意見を聞いてみることから始めてほしいんです。
まずは知っておきたい心構え
子どもから「通信制高校に行きたい」という言葉が出てきたら、まず持っておきたい心構えは次の2つです。
- すぐに答えを出さなくていい、と自分に許可を出すこと
- 子どもの言葉の裏にある「理由」に耳を傾けること
多くの場合、この言葉が出てくるまでに、子どもの中では時間をかけた葛藤があります。
だからこそ、親であるあなたも、即決する必要はありません。
今すぐ必要なのは「通信制高校にするかどうかの決断」ではなく、「子どもの状態と気持ちを、もう少し詳しく知ること」なんです。
「通信制高校に行きたい」子どもの気持ちを理解するために


「決断を急がなくていい」——先ほどそうお伝えしましたが、実際にはどうやって理解を深めていけばいいのでしょうか。
ここでは、子どもが「行きたい」と言い出す背景と、親が抱きやすい不安の正体について、私が調べたことをまとめていきます。
子どもが「通信制高校に行きたい」と言い出す背景
「どうして通信制高校に行きたいの?」「いつから通信制高校を考えていたの?」
親ならこうやって思う方も多いのではないでしょうか。
でも実際に調べてみると、子どもが通信制高校を希望する理由には、いくつかの共通したパターンがあることが分かったんです。
- クラスでの人間関係に疲れてしまい、集団生活そのものに限界を感じている
- 特定の分野(スポーツ、芸術、音楽など)に時間を使いたいという前向きな理由
- 不登校が続き、これ以上全日制のペースについていく自信を失っている
- 「みんなと同じ」であることへのプレッシャーから距離を置きたい



わが家の場合、息子は③、娘は④が強かったです。
ただ、子ども自身もどうして学校にいけないのか分からなくて、簡単に言葉で言い表せないことも多いんです。
親や先生に話すことができるまでに、子ども自身の中でかなりの時間、悩み続けているケースも多いようです。
親が抱きやすい不安の正体
一方で、親側が感じる不安にも、いくつかの共通したパターンがあります。
- 「甘えなのでは」という、自分自身の学生時代の価値観からくる疑い
- 進学や就職といった将来への影響がわからないことへの漠然とした恐れ
- 「反対したら子どもを追い詰めてしまうのでは」という葛藤
- 周囲にどう思われるかという、体裁への不安



私自身、まず「甘えじゃないの?」という感情がありました。
また、同じように不登校の子どもを持つママと話すと、「私たちの時と違うよね」という言葉が良く出てきたんです。
親が経験したことと今のギャップを感じている親御さんが多いんだなと感じました。
そもそも不安の多くが「通信制高校のことを知らないこと」からきている、という点です。
昔の「学校に行けない子が行くところ」ではなくて、今の通信制高校は進学や就職のサポート体制も整っている学校が多く、ひと昔前のイメージとは変わっているんです。
だから、子どもに「通信制高校に行きたい」と言われたら、通信制高校のことを正しく知ることから始めてほしいんです。
自宅から近い学校の資料をいくつか取り寄せてみると、通信制高校のリアルが分かります!
\ 【無料】資料をまとめて取り寄せる /
私が「通信制高校に行きたい」と言われたときにどう向き合ったか


「うちの場合はどうだったか」——ここからは、実際に娘から「通信制高校に行きたい」と言われたときの経験をお伝えしますね。
「通信制高校に行きたい」と言われた瞬間に感じたこと
娘は中学3年生の夏頃まで、全日制高校を目指して勉強を続けていました。
ただ、体調が思わしくない中でも少しずつ頑張り続けている様子を見ていて、正直「無理をさせすぎていないか」という心配は常にありました。
でもあるとき、娘から「通信制高校に進路変更したい」と言われたんです。
その瞬間、私が真っ先に感じたのは「安心」でした。
このまま頑張って全日制高校に進学できれば娘も変わるかもしれない、という期待もあったけど、無理を続けていることで症状がもっと悪化するのではないか、そう思っていたからです。
ただ同時に、現実的な不安もすぐに頭をよぎっていました。
通信制高校は学費が高い、わが家は1馬力で金銭的にやっていけるのか不安があったのは正直なところです。
「甘えかも」という気持ちとどう向き合ったか
わが家は2人とも、不登校から通信制高校に進学しています。
不登校になったきっかけはそれぞれ違うのですが、休みがちになった時、どちらも始めは「甘えかも」と感じていました。
「お腹が痛い」「頭が痛い」「体がだるい」「起きられない」
このような理由で1週間に1回、3日に1回と休む頻度が高くなると、「休み癖がついたんじゃないか」と無理やり学校へ行かせたこともありました。
子どものことを疑っていた気持ちが変わったのは、スクールカウンセラーとの会話、そして児童精神科で聞いた先生の話からでした。
頭痛、腹痛などは、ストレスが体の症状として出てくるサイン、ということを初めて知りました。
ただ、知ったからといってすぐに気持ちを切り替えられたわけではなく、休む日はなんとなくモヤっとした気持ちもありました。
そんな時は、子どものことを理解できていない自分に落ちこんだりすることも。



すべてを理解することは母親でも簡単なことではないし、今でも分からないことが多いですが、「とにかく子どもの味方でいよう」ということを常に考えていました。
👉【不登校は甘え?】「わがまま」だと責める前に知ってほしい”子どもの心のSOS”
知人の場合|同じ悩みでも、選んだ道が違うこともある
職場の同僚にも、似た状況で悩んだ方がいます。
その方の娘さんは、不登校気味ではあったものの、まだ出席日数には余裕がある段階でした。
娘さんは「通信制高校ならイラストを個別に学べるコースがある」と、前向きな理由で進学を希望していたそうです。
ただ、同僚としては費用面が一番の気がかりでした。加えて、通信制高校になるとオンライン学習を子ども一人で進めていけるのか、また通学コースは自宅から距離があり通い続けられるのかという不安もあったといいます。
最終的に、親子でよく話し合った結果、通信制高校ではなく不登校の子どもも受け入れてくれる全日制高校へ進学することを選んだそうです。
この知人の話から感じるのは、「通信制高校に行きたい」と言われたからといって、必ずしもそれが唯一の答えとは限らないということです。
子どもの希望を尊重しながらも、費用やサポート体制、通学の現実性を親子で話し合った上で、全日制という選択に落ち着くケースもあります。
気持ちが整理できたきっかけ
気持ちが整理できたきっかけは、不登校の原因を少しずつ理解できるようになったこと、そして「とにかく子どもの味方でいよう」と決められたことでした。
原因のすべてが分かったわけではありませんが、疑うことをやめて味方でいると決めたことで、気持ちがずいぶん軽くなったと感じています。
そこから、通信制高校について自分でも資料を請求し、実際に学校へ相談に行くようになりました。
話を聞いていく中で、通信制高校についての理解が深まっていき、それまで自分の中にあった「通信制高校は何か問題がある子が行くところ」という偏見が、少しずつ薄れていくのを感じたんです。



理解が深まるにつれて、「うちの子にとって、この環境はどんなメリットがあるだろう」と、前向きに考えられるようになったのが、大きな変化でした。
もし通信制高校について不安を感じているなら、まずは気になる学校の資料を集めてください。
実際の様子を確認してみることが、偏見をなくし、わが子に合う環境を見つける一番の近道だと感じています。
\ 【無料】資料をまとめて取り寄せる /
通信制高校に行きたい|後悔しないための判断材料


「結局、うちの場合はどう考えればいいんだろう」——ここまでお伝えしてきた経験を踏まえると、判断のためにいくつか見ておきたい視点が見えてきます。
あくまで一つの目安として、参考にしていただければと思います。
子どもの状態から見えてくる判断のヒント
子どもが「通信制高校に行きたい」と言い出した理由によって、見るべきポイントは少し変わってきます。
- 体調や心身の負担が理由の場合
今の環境を続けることの方がリスクになっていないか、無理を重ねさせていないかを優先して考える - やりたいことが明確にある場合(イラスト、専門分野など)
その学びが本当に必要な進路なのか、全日制でも実現できる部分がないかを一緒に整理する - まだ出席日数に余裕がある場合
今すぐ決めなくても、選択肢を残しながら情報収集を続けるという道もある
我が家の場合は体調面が理由だったため、通信制への進路変更が本人にとって無理のない選択でした。
一方で、同僚のケースのように、まだ余裕がある段階であれば、全日制という選択肢も含めて親子でじっくり話し合う時間を取れることもあります。
親としてどう関わるかも大切な判断材料
もう一つ大切なのは、「通信制か全日制か」という二択そのものよりも、親としてどう関わっていけるかという視点です。
- 費用面で無理のない範囲か(奨学金や就学支援金なども含めて確認する)
- オンライン学習が中心になる場合、子どもが一人で計画的に進められそうか、それとも伴走が必要そうか
- 通学コースを選ぶ場合、通い続けられる距離やスクーリングの形式か
知人のケースでも、まさにこの3点(費用・自己管理・通学の現実性)が最終的な決め手になったようです。
子どもの希望をそのまま実現するかどうかだけでなく、「どうすれば無理なく続けられるか」を親子で一緒に考えることが、後悔を減らす判断につながるのだと思います。
費用やサポート体制は、学校によって大きく異なります。あとで後悔しないためにも、気になる学校を比べてみてください。
\ 【無料】資料をまとめて取り寄せる /
👉【参考】不登校の中学生、親はどう対応する?我が家が見つけた「諦めない」向き合い方
まとめ|通信制高校に行きたい意思を受け止めるためにできること


ここまで、子どもに「通信制高校に行きたい」と言われたときの心構えから、実際に言われたときの気持ち、そして後悔しないための判断材料についてお伝えしてきました。
子どもの意思をどう受け止めるか
「甘えかもしれない」「本当にこれでいいのか」——そうした迷いが一瞬頭をよぎっても、それ自体は決しておかしなことではありません。
多くの親が同じように揺れながら、子どもの言葉と向き合っています。
大切なのは、迷いを持ってしまった自分を責めることではなく、その迷いも含めて子どもとちゃんと話し合うことだと思います。
通信制高校を選ぶにしても、全日制高校を選ぶにしても、「なぜその選択をするのか」を親子で共有できていれば、その先の道のりが少し歩きやすくなるはずです。
まずは情報を集めてみる
気持ちの整理がついてきたら、次にできるのは具体的な情報収集です。
通信制高校は学校によって学費やサポート体制、コースの内容は大きく異なるため、実際に資料を比較してみることで、「うちの子にはこういう学校なら合いそうだ」という具体的なイメージが持てるようになります。
👉【参考】通信制高校とは?わかりやすく解説|仕組み・特徴・メリット・進学まで完全ガイド
また、通信制高校と全日制高校、それぞれの違いをもう少し整理したい方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
👉【参考】通信制高校と全日制高校の違いとは?メリット・デメリットと後悔しない選び方
子どもの「通信制高校に行きたい」という言葉は、本人なりに考え抜いた末に出てきたものです。
その意思を尊重しながら、親として無理なく関われる形を、一緒に探していけたらと思います。
制度や費用面の不安は、情報を集めることで少しずつ具体的な見通しに変わっていきます。
まずは資料を比較するところから、始めてみてくださいね。
\ 【無料】複数の通信制高校をまとめて比較できます /
\ズバット通信制高校比較のオススメポイント3つ/
(1)診断で子どもにあった学校を絞り込みできる
(2)一括資料請求で効率よく情報が得られる
(3)口コミが見られる

